避難生活の期間は災害の大きさによって違います。
家の損傷が少なくて、すぐに戻れるようであれば良いのですが、必ずしもそうとは限りません。
それで、念のために最低限の衣類を防災セットのリストに加えてください。
と、申しましても旅行に行くわけではありませんから、トップスからボトムスまでフルで揃える必要はありません。
持てる自信があるかたは持っても良いですが、たとえば津波が来そうな沿岸部にお住まいのかたでしたら、防災セットはできるだけ軽い方が走って丘や山に登りやすいですから、そのあたりを良く考えてください。
無理をすると命を失います。
下着とソックスとTシャツの替えが1つずつあれば、洗濯をしながら交互に使用することができます。
カバンに入る余裕があるならば、2つずつ用意しても良いでしょう。
また、それ以外の長袖シャツやストッキング、タイツ等々をリストに書き加えても良いでしょう。
リストが完成しましたら、ひとつずつカバンに詰めていくことになりますが、その際にカバンに入りきるだけの量しか持てませんし、実際にそれだけの量を背負って逃げられるのかどうかもチェックする必要があります。
その時になってから減らすことも可能ですので、とりあえずは、自分で欲しい枚数を書いておいても良いでしょう。
また、地域にもよると思いますが、防寒のための羽織るものが1枚あると心強いですね。
冬場、寒い地方のかたは、防災セットと一緒にコートやジャンパーを一着と、帽子やマフラーなど身に着けられるもの置いておくと良いと思います。
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